それは、突然、楽器フェア前日に
FREE THE TONE林さんのツイートによって
知られる事になった。。。
FREE THE TONE / FLIGHT TIMEでヘリコプターが出来る!
まず、FREE THE TONE / FLIGHT TIMEはこんなディレイです!↓
実際、音も聴きましたけど
凄くクリアで高音質なディレイです!
でも、何処かにFREE THE TONEらしい、音楽的なしっとりとした感じも併せ持ってます。
何か弾いてて気持ちが良いディレイです!
上手く言えないのですけど、モタリ、ハシリってのが
個人的にはグルーブを生むと思うんですね、そのグルーブに追従して来る感じというか。。。
BPMアナライザーの恩恵なのでしょうか?
最近、MIDIに対応したコンパクトなディレイ欲しいんで
ちょっと欲しくなっちゃいましたね(^_^;)
本題に移ります!
今回の発端となった林さんのツイートはコチラ↓
と言う事で、行ってきました!
ZODIACブース!(*゚▽゚*)
現物の画像はコチラ!
まず、このボード、
音がノイズが少なくてクリアー!(*゚▽゚*)
布袋さんが渡英1発目にラウンドハウスでやった時の音を彷彿とさせる様な音です!
余談になってしまいますが、この音は
FREE THE TONEのHTSサーキットによる所が大きかと思います!
上の画像のボードでは、HTSサーキットを内蔵しているFXも沢山ありますが
勿論、一番の効果を発揮しているのはスイッチャーだと思います。
楽器店の店員が、予算を用意しないで興味本位で
FREE THE TONEのスイッチャーを試奏すると
欲しくて欲しくて藻掻く事になる。って言ってましたが
本当にそうだと思います(^_^;)
ここから、客観的に聞きたかったので
一緒に行って頂いた方にギターを弾いてもらいました。
ギターは、ZODIACさんのTC HOTEIです!
今回、スイッチャーのARC-53Mにプリセットされた音色5つは
直ぐにダイレクトに呼び出せる様になっていました。
しかも、布袋さんと同じ様に!
画像左から、クリーン、クリーンディレイ、リズム、リズムディレイ、
そして5つ目は「ヘリコプター」!!!
ヘリコプターのパッチを選択して、弾くと
まるで、あの25周年CDのBADの様なバッキング音が!(*゚▽゚*)
(まだスイッチはONにして無いのでヘリサウンドでは有りません)
恐らく、コンプのみだと思われます。
ZODIACのスタッフさんに、ヘリコプターのやり方を伺うと
「右手前のFS 5Uを踏みっぱなしにして下さい」との事。
踏みっぱなしにするのは、FS 5Uがアンラッチのスイッチなので
踏んでる間しかヘリが鳴らない様になってるわけですね!
このアイデアは、ヘリを鳴らした人間、誰しもが
この方が良いのでは?と思ったと思います。
短いスパンでヘリを鳴らす時、スイッチをON、OFFと連続で操作するのは
難しいですし、誤操作に繋がると思います。
その点、アンラッチスイッチで踏んでる間だけヘリなら
やめたい時に足を離すだけなので操作としては楽です!
さて音ですが、
あのSDE2500の様な音が鳴るかと聞かれれば鳴ると答えます。
ちょっと2500ってよりも、1000寄りかな?とも思います。
分離感などは、最新機なので圧倒的にFLIGHT TIMEが良いです!
今まで、様々な類似品をみましたが
音的には、一番2500に近いと思います。
問題は、即ギュイーンと来ない時が有ります。
掛かりが弱い時も有ります。
この辺は、ヘリを飛び道具として重要視してる方には
オススメ出来無いポイントです。
もしかしたら、扱いに慣れればOKなのかも知れません。
接続に関して。
そもそもSDEのヘリってのは突き詰めていくと
アウトプットを制御せねばならず、専用機の用意が必要になります。
私が作ったアイテム達が一例として出てきます。
こういうのですね↓
その他にも、接続が複雑になったりと
色々難しい部分も有ります。
それに対し、FLIGHT TIMEでは
まず専用のプリセットが用意されています。
後は、背面の「HOLD」端子にアンラッチスイッチを接続するだけなので楽々です!
メリット、デメリットを考えてみます。
SDE。
メリット。
何と言ってもヘリはオリジナルサウンド。
デメリット。
デカイ、重い、持ち運びにラックケースが必要。
古い機種なので音痩せする。
電解コンデンサー等がとっくに寿命となっておりメンテが必要。
接続が複雑。
FLIGHT TIME。
メリット。
小さい、軽い、ボードに収まるサイズ。
音が痩せは極小。ってよりも整って良くなる印象。
接続が簡単。
デメリット。
微妙にオリジナルのヘリとは違うサウンド。
(当たり前ですが(^_^;)、逆にFLIGHT TIMEの方が好きって方も居ると思います)
他の注意点としては、SDEはヘリ専用として捉えられますが
FLIGHT TIMEの場合は、メインのディレイとして使用する方が多数だと思います。
そうなった場合、リードなどでディレイを使っていた場合は、勿論ヘリは使えません。
ヘリを使う時は、ディレイがOFFの音色になってるという事になります。
また、SDEの場合はヘリ専用と捉えて、
ON/OFFの操作があるくらいですが、
FLIGHT TIMEの方は、ディレイとしての使い方もするとなると
MIDIでの制御が必須になると思うので、MIDIの設定が出来る事も
必要な項目になってくると思います。
「俺はFLIGHT TIMEをヘリ専用にする!」って方は気にしなくて大丈夫です(^_^;)
今回、どれ位伝わったでしょうか?(^_^;)
実は動画撮影したのですが、演奏者の方からUPはNGとの事でしたので
動画はUP出来ません。
誰かが、このお題にあった動画をアップしてくれるのを待ちましょう(^_^;)
また、気になる!って方は楽器店で試してみましょう!
因みにファクトリープリセットNOは「97」です!(*゚▽゚*)
※一人で行った時に、一応撮っておいた音声が有ったので
貼っておきます。
全然、参考になりませんが(^_^;)